どうして自分の家を買う前に、他人が住む家を買わなきゃいけないの?
先日、妻に言われて驚愕した一言。不動産投資を始めるにあたり、不動産投資とは何か、他の投資とはどう違うか、妻に対して説明し、ある程度理解してもらった、つもりでいた。
賃貸派かマイホーム派かといえば、彼女はマイホーム派。親も持ち家、姉も持ち家。自分たちも子どもがある程度大きくなるころには、当然、マイホームが手に入るつもりだろうと考えていた。
ところが、夫は賃貸原理主義者。
住宅ローンで金利を何百万も払うなんてとんでもない。大きい家が必要なのは子供が巣立つまでの間、その後は2 LDKで充分。そこに住み続けないといけないし簡単には手放せない。
夫に説得され、マイホームを買いたい気持ちに蓋をしていたが、夫が不動産投資をしたいなどと言い出したために、積年の恨みが爆発。最近は収益物件の検索をしているだけで機嫌が悪くなる。
これでは、連帯保証人になってくれるどころか、不動産投資そのものに反対されかねない。
まずは、嫁ブロックを解かなければ。
スタートラインにすら立っていない。
不動産投資用の法人を設立
不動産投資を始めるにあたり合同会社を登記。ここをスタートとする。
不動産投資の関連本を読み漁っているだけの段階であれば、ただの娯楽だが、設立費用や最低でも年間十万円超の維持費用(税理士報酬、法人住民税)がかかるとなれば、後には引き返せない。
法人設立の理由は会社にバレないようにするため。現段階で売上げはなく節税もなにもないが、会社バレをふせぐため個人で動くわけにはいかない。代表社員は母に就いてもらう。
登記手続きはfreeeを利用。あっけないぐらい簡単だった、と言いたいところだが、参考書籍を一つ一つ確認しながら進めると結構時間がかかった。
法人印鑑もfreeeで発注してしまったが割高、Amazonで探すべきだった。
登記後、税務署、県、市に設立届を提出。年金事務所への「健康保険・厚生年金保険新規適用届」は本当に提出が必要なのだろうか。
【参考書籍】
「図解 いちばんやさしく丁寧に書いたLLC(合同会社)設立・運営の本」中島吉央著(成美堂出版)
不動産投資を始める
不動産投資を始めるにあたり、備忘録と思考の整理を兼ねて、ブログを始めることにした。
今まで仕事以外でアウトプットをしたことがなかった。思考が稚拙でも文章が乱雑でも、とりあえず、とにかく、アウトプット。
不動産投資をスタートするために、3ヶ月間の育児休暇を取得。生まれて初めて自分の意志で起こした行動。この3ヶ月で駒を一つでも前に進めて(できれば物件取得まで)、勢いをつける。
周囲に対する反応だけではない、自分の意思で駒を進める人生ゲームを今日から始める。